歴史と共に成長 アメリカサッカー

ワールドカップ1954年大会から1986年大会までアメリカ代表チームは予選敗退が続き混迷を極めます。

1994年アメリカ大会では開催国のアドバンテージとして予選免除で本大会に参加し地元開催の威信をかけて挑んだ結果、ベスト16という好成績を収めた事をきっかけにサッカー人気に火が付き、1996年にはプロリーグであるメジャーリーグサッカーが開幕しました。

プロ野球のメジャーリーグを思わせるようなドラフト会議による戦力の均衡化を行い、各クラブが切磋琢磨しながら国内選手の育成を重視しレベルアップを目指した取り組みが功を奏し、代表チームの選手層が大幅に厚くなりレベルも底上げされて行きました。

その結果1990年以降すべてのワールドカップ予選を突破し大会の常連国として名を連ねるようになっただけではなく、ワールドカップ2002年日韓共催大会ではアメリカ代表史上最高のベスト8を達成したのに加えて、2010年南アフリカ大会から2014年ブラジル大会にかけて連続してベスト16と好成績を残し、次の大会ではさらに上を狙っています。

ワールドカップの歴史と共に成長を続けてきたアメリカ代表の今後の躍進に期待がかかっています。

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